【5分でわかる】5Gとは何か?わかりやすく基本を解説致します

こんにちは。当メディアを運営するストラテジーテックコンサルティングです。

5Gとは、「第5世代移動通信システム」を表します。現在私たちが主に使用している4Gよりも大容量のデータを瞬時にダウンロードしたり、タイムラグを感じることなく、ライブ配信を楽しめたりすることができる通信システムの最先端です。

しかし「5Gって実際何?」良いものとはわかるけど具体的にはわからない…といった方もいらっしゃるのではないでしょうか。

本記事ではそんな人のために「5G」の基本についてとにかく分かりやすく解説しました。

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5Gとは何か?

5Gとは「第5世代移動通信システム」を指します。Wi-Fi並みの低電力での超高速通信(通信速度:10Gbps)を可能としています。4Gに比べて5G時代は“人だけ”から“あらゆるモノ”がサービスの対象となると言われています。また、5GはAI/IoTのICT基盤として注目され、各国にて商用利用が2019年から始まっています。日本は2020年より商用サービスが開始されました。

5Gの大きな特徴は以下の3つ

  • 超高速 大容量のデータを高速通信
  • 超低遅延 リアルタイムに操作可能
  • 多数同時接続 身の回りの危機がネットに接続

5Gは単に携帯電話のネット通信を高速にするだけでなく、タイムラグをなくした遠隔治療や自動運転技術の躍進、4Gの10倍速いとされる通信速度など、私たちの生活をデジタルに変革する可能性を秘めているのです。

最近の事例で言えば、5Gは五輪会場でも活用予定となっています。NTTは2021年7月に開催される五輪会場にて5Gを活用した観戦サービスの提供を発表しました。来場客がオリジナルの映像技術でリアルタイムに複数の競技や視点で観戦できるというもの。5Gの影響は私たちの生活に新たな価値を創出していることが分かります。

しかし、全ての特徴を満たした5G技術を活用するにはコスト面や技術面でのハードルが高いとの声も。総務省の「5Gの基本コンセプト」によると、現在の技術力の場合、5Gの技術を利用するシナリオに応じて、「超高速」、「多数同時接続」、「超低遅延」のうち必要な機能を提供するネットワークとなると考察しています。

参照:)NTT、五輪会場で5GやAR観戦体験 セーリングなど

5Gに至るまでの歴史

5Gについてより詳しく知るためにこれまで歩んできた1G~4Gまでの移動通信システムについて触れてきましょう。

第1世代移動通信システム 1G

1980年代に誕生したアナログタイプの携帯電話

1Gの誕生により、今後発展していく通信技術の基礎が構築

第2世代移動通信システム 2G

1990年代には通信がアナログ→デジタル。インターネットの接続が可能とされた。

1G時代に比べて携帯電話サービスが世の中に広く浸透した時代

第3世代移動通信システム 3G

2000年代には「全世界で同じ端末」使用が目標化された

2Gに比べて高速大容量の通信が可能。携帯電話でHPの閲覧が可能

第4世代移動通信システム 4G

2010年代「スマートフォンと高速化」と題され、一部の機器と融合が実現。

スマホで動画の閲覧など、進化した高速通信により生活の変化をもたらした。

移動通信システムは、10年周期で進化を続けていることが分かります。4Gが「スマートフォンのための技術」だったとすると、5Gは「すべてのデバイスとすべてのアプリケーションのための技術」と言えるかもしれません。

出典:)第5世代移動通信システム(5G)の今と将来展望 – 総務省

5Gの3つの特徴

続いて、5Gの特徴について掘り下げて確認していきましょう。5Gは歴代の通信システムにはない3つの大きな特徴があります。

1 超高速・大容量

最高伝送速度は10Gbps。従来の移動通信システムに比べて、100倍速いブロードバンド(動画や音楽などの大容量データサービス)を利用することができます。例えば、2時間の映画を5分でダウンロードすることが可能に。大容量データをとにかく早く逆受信ができるということですね。従って、動画配信・音楽などのサービスの普及がより広まると考えられますし、出先で容量の大きい資料などをすぐさま確認できるメリットなどがあります。

2 超低遅延

超低遅延と聞いてピンとこない方も多いのではないでしょうか。実際に具体例で確認していきましょう。超低遅延の恩恵は私たちの生活に以下の様な変化をもたらします。

  • ライブ配信のタイムラグを意識することなく、臨場感あふれる映像を楽しめる
  • リストバンド型ウェラブル端末を利用してリアルタイムに高齢者のバイタルサインが分かる

5Gの超低遅延は、現在世の中に普及している4GLTEの約10倍の精度です。いつでもどこでも、瞬時に誰かと繋がれる未来を作ります。

3 多数同時接続

5Gでは様々な機器と繋がることができます。総務省によるとその数なんと自宅部屋内の約100近くの機器にものぼるそうです。(LTEではスマホやPCなど数個限定)あらゆるモノがインターネットと繋がることで相互にデータを連携し合うIoTとの相性が抜群に良いのです。例えば、スマホで鍵の閉め忘れがないかを確認したり、部屋の気温や湿度を自動で設定した温度に調整するなど、機器と同時につながることで私たちの生活をより便利にしてくれます。

参照:)2020年の5G実現に向けた取組 総務省

2021年の5Gにおける各携帯会社の動向

5Gの3つの特徴について紹介しました。実現すれば、私たちの生活がより便利になることは間違いありません。しかし、その一方で「5Gエリア外のため繋がらない…」といった声も聞かれます。本トピックでは大手モバイル通信会社の5G動向を紹介致します。

NTTドコモ

出典:)NTTドコモの5G中期事業戦略、親局エリア97%で「面」を制圧

2020年3月に5Gのサービスが始まりました。2021年6月末時点で5G基地局は1万局まで拡大し品質向上を目指すとされています。また、ドコモ公式HPによると、2022年3月末までに5G基地局数累計2万局、人口カバー率55%の達成に向けて5Gエリアの整備に努めていくとされています。

参照:)ドコモ

KDDI

出典:)KDDI ホームページ

2020年3月に5Gサービスが始まりました。JR東日本の「山手線」とJR西日本の「大阪環状線」の全駅のホームにおいて「au 5G」のエリア整備を2021年6月に完了しています。路線利用者も多い線だけに5Gを利用するauユーザーの期待が寄せられています。

参照:)山手線と大阪環状線の全駅ホームで5Gサービスが利用可能に

ソフトバンク

出典:)ソフトバンクニュース

2020年3月に5Gサービスを開始しました。2019年に総務省が実施した割当て枠の審査においてソフトバンクはKDDIとドコモよりも1枠少ない割り当てから5Gの展開が始まりました。5Gエリアを作っていく基本的な内容はもちろんですが、需要が多いところは広いエリアをカバーできる低い周波数と帯域幅が広い高い周波数帯を組み合わせるなどして、ユーザーニーズを満たしていく方針です。しかし、総務省より2021年6月、5G基地局の設置の遅延を指摘され、リカバリー計画の提出などが求められ、今後の追い上げに注目です。

まとめ

5Gは3つの大きな特徴を持った次世代のインフラ基盤として注目を浴びています。私たちの生活を劇的に進化させる可能性を秘めていることが分かりました。今後も5Gの動向に目が離せません。

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